ふくいアグリネット>稲作情報

No.1
since 2007.5.25
last_update 2007.5.25
〜稲作情報について〜
稲作情報は、安定した稲作の参考としていただくために、編集しております。なお、編集につきましては、県内代表地点における生育調査結果と気象情報を参考にしております。


稲作情報作成委員会、水田農業レベルアップ委員会技術普及部会
                 (農業試験場農畜産課JA経済連)より
ふくいアグリネット。へ
■お問合せ先
・具体的相談は、最寄の農業経営支援部課、またはJA(JA福井県中央会のリンク集をご参考ください)にお問合せください。
今回のポイント
◎浅水管理で稲体の健全化と分げつ促進を!!!
◎わきがみられたら、田干し+水の入れ替えを!
◎補植用苗の撤去は遅れずに!
現  況
気象の概要(5月1日〜5月20日、福井地方気象台)
1)
5月上旬の気温は平年比+1.1℃であったが、日射量は平年比91%であった。
2) 中旬になると日射量は平年比106と増えたが、気温は平年比-1.2℃と低かった。
3) 5月10日(最大風速10.6m/s)、17日(同13.2m/s)、18日(同10.1m/s)と強風の日があった。
4) 日によって気象状況の変化が大きく、気温や降雨、日射の変動が大きかった。
生育状況
1) 農試気象対策試験ではいずれの品種も草丈はほぼ平年並であったが、出葉数が0.3〜0.5枚程度少なく、茎数も平年の80%程度と少ない。また、葉色もやや淡い。
2) 現地の5月上旬植えは、草丈は平年並〜やや短く、茎数はやや少ない、葉色はやや淡い、という傾向である。
3) 5月中旬植えでは、草丈は並〜短く、茎数は並〜やや少ない、という傾向である。
4) 湛水直播では、草丈はやや短め、茎数は地点による差が大きいが全体としてはやや少なめ、という状況となっている。
5) 湛水が長期で継続された圃場などでは、稲体の軟弱化やわきの発生による根腐れ、分げつ発生の遅れなどがみられ、強風の害により葉が枯れているものが散見される。
対  策
移植栽培(移植時期:5月上旬まで)
1) 分げつ発生が遅れている圃場では、浅水として地温を上昇させ、分げつ発生を促す。
2) 水を張りっぱなしとしている圃場では、晴れて暖かい日には1日程度の軽い田干しを行い、水を入れ替え、稲体の健全化を図る。
3) 苗箱施薬が行われていなくて、イネミズゾウムシやイネドロオイムシの発生が多い圃場では速やかに防除する。
4) 雑草発生がだらつき、除草剤の効果にムラがみられるときは、草種にあわせ、ノビエにはクリンチャー1kg粒剤やクリンチャーEW、広葉雑草には中期剤などと薬剤を使い分ける。農薬の使用にあたっては、安全使用基準を遵守する。
5) 補植用苗は早めに撤去する(いもち病の耕種的防除)。
6) いもち病予防粒剤は6月上旬に施用する。
7) 初期生育の良い圃場では、溝切りをして、いつでも中干しを開始できるようにしておく。
8) 葉色の淡いコシヒカリでも、窒素追肥はせずに、浅水や軽い田干しで対応する。
移植栽培(移植時期:5月中旬以降)
1) 活着が遅れている圃場では、晴れた日には浅水管理で地温上昇を図る。
2) 気温が上昇してくると雑草の生育も早まるので、除草剤散布は、遅れないようにする。散布後の水管理に注意する。
湛水直播栽培
1) 苗立数を確認する。苗立数の目安はコシヒカリでは30〜80本/u程度、ハナエチゼンやイクヒカリでは50〜140本/u程度である。これより多い場合には、目標茎数に達する時期も早まることが予想されるので、中干しも早めにできるように準備する。
2) 発生してくる雑草の草種や出葉数に注意し、除草剤散布を行う(ノビエの葉数の増え方も早まる)。
上記の詳しい資料はこちら (PDF:124KB) i稲作情報QRコード
↑携帯電話から
 掲載記事は、PDFファイルを使用しております。PDFファイルをご覧いただくためには、アドビシステムズ社Adobe Reader が必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、こちらよりダウンロードしインストールして下さい。

2002年稲作情報へ
2003年稲作情報へ
2004年稲作情報へ
2005年稲作情報へ
2006年稲作情報へ


ふくいアグリネット。へ

お問合せはnoshi@.pref.fukui.lg.jp

〒918−8215 福井県福井市寮町辺操52-21 
 福井県農業試験場  企画・指導部
   TEL:0776-54-5100 FAX:0776-54-5106