ふくいアグリネット>稲作情報

No.4
(6月14日 調査結果より)

since 2006.5.25
last_update 2006.6.15
〜稲作情報について〜
稲作情報は、安定した稲作の参考としていただくために、編集しております。なお、編集につきましては、県内代表地点における生育調査結果と気象情報を参考にしております。


稲作情報作成委員会、水田農業レベルアップ委員会技術普及部会
                 (農業試験場農業技術経営課農畜産課JA経済連)より
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■お問合せ先
・具体的相談は、最寄の農業経営支援部課、またはJA(JA福井県中央会のリンク集をご参考ください)にお問合せください。
今回のポイント
◎根の量が少ない !!
  中干しを徹底して根量を増やし、草型を改善 !
  丁寧な溝切りで通水管理をしやすく !
◎6月24・25日は県下一斉草刈デー !!
  カメムシ対策の徹底を !

現 況
気象の概要(6月7〜13日、福井地方気象台)
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 平均気温は20.5℃で、平年に比べ0.5℃低かった。
 日照時間は4.5時間で、平年比83%とやや少なかった。
 日射量は17.5MJ/u/日で、平年比103%とほぼ平年並であった。
 降水量は11.5mmで、平年比37%と少なかった。

生育状況稲作生育診断システムの現在の生育メニューで確認できます。)
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 コシヒカリの5月5日頃までの移植では、草丈はやや短く、茎数もやや少ない。葉令もやや遅れているが、葉色はほぼ平年並である。
 農試コシヒカリの地上部乾物重は平年より大きいが、根重はやや少ない。  他の品種でもT−R比が大きい。
 ハナエチゼンの草丈、茎数、葉令、葉色はほぼ平年並であるが、場所によるばらつきが大きい。
 コシヒカリの5月中旬植えでは、前年に比べて草丈は短く茎数も少ない。葉令もやや遅れている。葉色はほぼ平年並である。
 コシヒカリの直播では、前年に比べて草丈はやや短く、茎数は同程度である。葉令はやや遅れ、葉色は前年並である。
 イクヒカリはコシヒカリより草丈は短いが茎数は多く、葉令、葉色はコシヒカリと同程度である。
 5月5日頃までの移植以外はやや生育が遅れている。草型も前年同時期よりやや良好である。ただし、生育の地域、圃場によるばらつきも大きい。
 
病害虫の発生状況
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 葉いもち病広域初発期は6月末頃の予想
 一部地域で6月9、10日にBLASTAMによる感染準好適条件が見られている。遅植えや直播では葉いもち病の進展が早いので要注意。
 ニカメイガ第1世代の発蛾最盛期は6月2半旬頃で、前年よりさらに遅かった。
 カスミカメ類は、現在越冬世代である。
 害虫の発生は全体に遅れている。
対 策
移植水稲 (5月5日まで)
1) 中干しの徹底
 溝切りが不十分なところの手直しを行い、通水管理をスムーズにするとともに、中干しを幼穂形成期まで継続する。降雨が少ないうちに田面を固くし  て、登熟期まで灌水できるようにする。前年、中干し不充分で6月下旬より草丈の伸長が著しかったことを反省し、しっかり中干しを行う。中干しにより葉身が立つよう草型の改善をはかるとともに根量を増やす。
2) 病害対策
 いもち病予防粒剤の施用がまだの圃場では、早急に施用する。前年に紋枯病が発生した圃場では、防除粒剤を施用する。特にイクヒカリでは発生に注意する。
3) 害虫対策
 殺虫剤を箱施薬していない圃場では、曇雨天が続くとイネドロオイムシが増加するので注意し、早めに防除する。
 前年、ニカメイガの被害が多かった地域では、葉鞘の変色に注意して1化期防除を必ず行う。粉剤や液剤で防除する場合、6月20〜25日頃が防除適期と考えられる。
 畦畔、農道の草刈りをこまめに行い、カメムシ類の生息密度を低下させる。
 前年の多発生場所では、6月中下旬にイネクロカメムシの防除を行う。
4) 土づくり肥料の施用
 土づくり肥料を施用していない圃場では、ケイ酸を含む土づくり肥料を施用する。早生で6月20日頃、中生・晩生では6月下旬〜7月上旬頃に、ようりんやケイ酸加里などを10a当たり40〜60kg程度施用する。

移植水稲(5月中旬以降)
1) 中干し、田干し
 溝切りして中干しを始める。極端に葉色を落さないようにする。茎数が少ない場合でも短期間の田干しを励行する。
 麦跡栽培では、高温により土壌の還元が進むのでこまめな田干しを行う。
2) 土づくり資材の施用
 コシヒカリでは葉身が伸長して草型が乱れやすいので、6月下〜7月上旬を目安にケイ酸質資材を施用する。
3) いもち病対策
 いもち病予防粒剤は、生育ステージに関係なく早急に施用する。

直播栽培
1) 中干し、田干し
 溝切りして中干しを始める。コシヒカリ直播の倒伏は、土壌が硬く支持力が大きいと軽減されるので、やや強めの中干しとする。
2) 病害虫対策
 葉いもちが多発しやすいので、予防粒剤は早急に施用する。
 ニカメイガが多発しやすいので注意する。葉鞘の変色に注意し、発生の多い地域では1化期防除を必ず行う。防除時期は移植栽培と同じである。
3) 雑草対策
 雑草発生が目立つ圃場では、クリンチャーバスME液剤等で除草する。
上記内容のPDF版資料(343KB)
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No1(5月25日)分
No2(6月1日)分
No3(6月8日)分

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